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cancer treatment
クオントディテクトは、
がん治療をナビゲートする
新しい概念のゲノム検査により
がんとの付き合い方を変えていきます
News
2024.11.09
西塚が岩手医大附属病院開催の健康フェスタにて天津木村さん・アンダーエイジさんとトークセッションに参加しました(盛岡市)。
2024.10.25
西塚が第62回日本癌治療学会学術総会会長特別企画で講演しました(福岡市)。
2024.10.22
西塚が「令和6年度岩手県科学技術振興議員懇談会」で講演しました。
がん細胞に含まれる遺伝子変異は個人によって異なるため、今までに膨大な数の遺伝子変異が報告されています。一方、近年の研究からそれらの変異はランダムに発生するのではなく一定の遺伝子変異が繰り返し検出されていることもわかってきました。クオントディテクトでは高頻度に検出が予想される遺伝子変異を対象に、血液中のがん由来DNA(circulating tumor DNA, ctDNA)を追跡するために、「OTS-Assay」および「OTS-Probes」を設計・開発しました。
OTS (Off-The-Shelf)とは「棚からすぐに」持ってきて使用できるという意味であり、Probes(プローブ)とは変異を超高感度に検出するデジタルPCR(dPCR)用の試薬のことです。クオントディテクトの「Shelf」にはすべて独自に開発した多種類のプローブが準備されているので、検査に必要なプローブをすぐに取り出して使用することができます。
OTS-Assayはがん細胞由来のゲノム情報を個人に合わせたプローブにより追跡して、治療後病変を評価し今までにない精度でがん治療をナビゲートすることを目的とする新しい概念のゲノム検査です。
Features
「OTS-Assay」は、はじめに患者さんのがん細胞由来の中のDNAを調べ、血液の中に同じDNA(ctDNA)がどのくらいあるのかを採血する検査です。先行研究からOTS-Assayには次のような特長があることが示唆されています。
再発がある場合、現在再発の診断に使われている検査よりもctDNAが早い時期に上昇を始めることが示唆されています。
画像診断で視認するだけでは判定が難しい抗がん剤や放射線による治療効果を、ctDNAの値を用いてより客観的に判定することが期待されてます。
過去に手術をしたがん細胞の遺伝子変異を調べ、検査時その変異を持つctDNAが見つからなければ再発の可能性は低いと考えられます。
プローブライブラリーとは、特定のDNA塩基配列を検査する試薬(プローブ)が何種類も集まった図書館のようなものです。個人によって異なるがんの遺伝子変異をすぐに見つけ、OTS-Assayに使うことができます。
ほとんどすべてのがんでは遺伝子変異が検出されます。
その遺伝子変異をもとに、対象となるがんの治療効果と再発を、高精度に何度も測定する事ができるようになることが期待されます。
Research & Practice
クリニックや病院での
「研究成果の実用化」を目指します
近日公開予定
クオントディテクトではがん治療中の患者さんの血液検体をすでにお持ちの研究機関や企業を対象に、研究目的でのOTS-Assayを受け付けています。体の中で変化するがんの量を測定することが目的で、どのような治療でも治療前の検体と定期的な採血検体があれば可能です。お手元の臨床情報とOTS-Assayのデータを組み合わせて、患者さんに合わせた治療方針決定の可能性をご検討ください。
現在クオントディテクトではOTS-Assayを研究用として取り扱っております。ただし下記の機関・病院・クリニックでは自由診療としてOTS-Assayを受けていただくことが可能です。
岩手医科大学附属病院ではクオントディテクトとの契約のもと、自由診療としてOTS-Assayを開始いたしました。
2022年2月現在、OTS-Assayを実施できる国内医療機関は岩手医科大学附属病院のみです。近日掲載予定ですので、今後のアップデートをお待ちください。
各種がん保険からお受取になった「がん診断一時金(注)」等の使途を定めない給付金は、弊社OTS-アッセイのご負担金に充てていただく等、さまざまな用途にご活用いただくことが可能です。
* 販売している保険会社ごとに給付金の名称は異なりますので、詳しくは加入の保険会社へご確認ください。